3Dプリンター:プリントヘッドの交換(分解編)
先のまな板スタンドスペーサー(失敗)で出来た透明なオブジェクトに黒っぽいところがあったので気になっていた。そこでプリントヘッド内部の点検をすることにしたのだが、それだけでは済まなくなって…。(注意:ここではプリントヘッドと書いているが、正確にはエクストルーダーとか抽出機と呼ばれている部分じゃないかと思う。ただ、アマゾンの商品名にもプリントヘッドとあるのでこのままにする。)※基本的にKobraに付属している六角レンチなどで作業可能です。
とりあえずフィラメントを抜かないといけないので、プリントヘッドをホームポジションに移動し、Z軸調整で上にあげる。細かいことは以前のフィラメント交換の記事を参照。
フィラメントを引き抜くとこんな感じ。
取り外したフィラメントは密閉容器に乾燥材を入れてきちんと保管しよう。
普通、ノズルの詰まりは付属しているこのような細い針金で解消するのだが、この針金。結構、折れ曲がりやすいのでスペアを買っておいたほうがいい。実際、Kobraに付属していたものは堅く詰まったノズルに差し込もうとしてグニャグニャ、じゃないか、ジグザグになってしまった。だが、何故、落ちてこない。
プリントヘッドの取り外しと分解。
ユニットの上に刺さっているケーブルを抜こうとしたらソケットの取っ手が折れた。これでどうのこうのなるわけではないが、見た目が…。
次に左右の側面にあるネジ4本を外す。最後のねじを外すとガタンと前に落ちそうになるので注意。外れたら手前のカバーの小さいネジを外す。※ノズルのみの交換なら、プリントヘッドを外しただけの状態で可能です。ノズルだけを外せたら…、ですが。
画像の左上にピンボケで写っているネジを外す。
こんな感じ。ノズルの先端が結構汚れている。
ユニットの右側にあるセンサーを外すためネジを外す。(センサーの下にピンボケで写っている)
左端にピンボケで写っている棒のようなものが先ほど外したネジ。その右隣はセンサーの位置調整のために入っているスプリング。センサーを下にずらして外すと落ちてくるので、なくさないように注意。画面中央の冷却ファンを上下2本のねじを外して、外す。
ノズルを包んでいる水色のゴムの上にあるネジ2本を緩めて、
ユニットにつながっているケーブル2本を外せばプリントヘッドが取り外せる。
とりあえずネジだけ緩めてプリントヘッドを引っ張り出してみた。