Kobraのノズルのみの交換 互換ノズルを試してみた

アマゾンではKobra用のノズルの販売はないようだ。なのでKobra用とは書いていないが、Kobraで使えそうなノズルを購入して実際に交換、使用してみた。詰まったノズルをピンバイスで再生してみたりもしたが、内部に汚れが溜まっているからね。

ノズルの互換品

互換性のありそうなノズル

アマゾンで見つけたLikenny社製のノズルだ。右側は以前、Kobraから外したノズル。12個入りで600円程度。1個50円くらいだ。

オリジナルとの比較

オリジナルの方が小さく見えるが、ねじ込む部分のサイズは同じようなので大丈夫だろう。

一応、はまる。

一応、エクストルーダーにはちゃんと装着できるようだ。オリジナルのつけ外しで使うボックスレンチのサイズは6mmだが、Likenny社製の方は7mmだ。

モンキーレンチ

以前、ノズルを外そうとして苦労したのでモンキーレンチを買ってきた。多分、エクストルーダーを挟むのには16mmのスパナがちょうどいいと思うが、小さすぎたときのため。

ノズルの交換

プリントヘッドを外さないと無理そうだ。

センサーを外せばモンキーレンチで横からエクストルーダーを横から挟めるのではないかと思ったが、スペースがない。

結局、プリントヘッドを外す羽目になった。モンキーレンチで斜めに挟んでいるのは気になるが、ボックスレンチの柄を反時計方向に回せば簡単に外れた。今のノズルを使い始めてから余り時間がたっていないせいだろう。

エクストルーダーの取り外しにはここからさらに、色々外さないといけない。このままでノズルの交換ができるのはありがたい。

プリントヘッドの分解についてはこちらをご参照ください。

ノズル互換品装着

悪くない。

カバー装着

カバーがノズルに干渉するのではと思ったが、大丈夫なようだ。

Z軸の調整

組み立て後の状態

先ほどセンサーを外してしまったので面倒であるが、Z軸の調整である。プリントヘッドを取り付けて、ホームポジションに移動させたときの状態。センサーを取り付ける際、固定するネジを締め過ぎているとノズルがプリントベッドにぶつかる。外れては困るが、多少、緩くしておく方がいい。

だが、こんなに何ミリも離れているとオフセット調整が面倒になる。

センサー位置の調整

だから、センサーを取り付けているネジを締めてはZ-axis Zeroを繰り返して、ある程度ノズルとプリントベッドの間を狭める。

センサーの位置調整後

あまりギリギリにすると、調整に使う紙が入らなかったりするのでほどほどに。

オフセット調整

オートレベリングを行い、その後、Z軸の調整である。オフセット調整には2枚重ねのコピー用紙を使っている。-0.5mmで紙を動かせなくなったので、-0.3mmに設定した。

テストプリント

コップ置きのスライス

試しに以前作成した洗面所のコップ置きを作ってみることにした。プリントに時間がかかるが、直径84mmだったのを10cmに拡大してある。

今回もフィラメントドライヤーを使用。3時間程度だが、湿度には注意したほうがいい。湿ると出てくるフィラメントが凸凹になる。プリントが終わったら速やかにフィラメントは乾燥剤を入れた密閉容器に保存したほうがいい。

このフィラメントドライヤーは昨年、出てくるフィラメントが滑らかでなくなった時に買った。取説をみてもタイマーの設定とかがよくわからなかったが、アマゾンの商品説明欄に色々書いてあった。左側のボタンを長押しでタイマー設定か。なるほど、これで10時間以上のプリントでも安心だ。

テストプリント開始
テスト完了

Kobra用とは書いてなかったが、大丈夫そうだ。エクストルーダー全体を交換するのと比べ、時間的にも費用的にも優れている。いいものを見つけた。

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