Wifiルーターの設定
先日、Wifiルーターを変えたので、設定の手順を簡単に説明してみるよ。(リアルタイムの設定ではなくて、以前、設定した順番に画面を出したりしてみるね。)
10年以上使い続けていたみたい。最近、Wifiが途切れることがよくあるので買い換えることに。(ルーターそのものはすでに捨ててしまったのだが、箱が残っててよかった)
前のルーターが結構頑張ってくれたと思ったので、NEC Aterm AM-AX4200D5にした。ピンボケ。このブログの写真撮影で使用しているいつものマクロレンズ(SONY SEL50M2.8)なのだが、やはり、オートフォーカスが弱く感じる。何気なくシャッターを切って、ちゃんと撮ったつもりがこのざま。
フォーカスをマニュアル操作で取り直して、と。上から2番目の黄色いLEDに焦点を合わせたつもりが、単焦点レンズの特徴というかルーターの下の方とかボケてしまっている。写真ではそれが味わいでもあるのだが。
NTTさんのONU。家の中でのIPアドレスの振り分けはこれでやっているので・・・、
Wifiルーターのスイッチをブリッジモードに。(写真ではLANケーブルの上にある。)一番下の青いケーブルがONUからのもの。ブリッジモードでWANのソケットがLANとして使えれば便利なのだがそういう仕様ではないらしく、WANに差し込むとこのルーターに別に有線接続したパソコンからルーターの設定画面にアクセスできなかった(何か方法があるかもしれない)のでLANに差し込んである。要するに、スイッチングハブとしての使用。※ブリッジモードにしないと、使い始めたうちは問題ないように見えても、ONUとWifiルーターでIPアドレスの割り振りがぶつかったりしておかしくなるらしい。というか、実際ブリッジモードに変更したら接続が回復した経験がある。
WPSとか使って、簡単に設定を移行できる機能もあるのだが、SSIDとかがそのまま引き継ぎになる。せっかく新しいルーターなので面倒だが、普通に設定をやり直すことにした。有線接続しているパソコンからブラウザに直接アドレス(192.168.1.210)を入力して、ルーターのログインページへ。パスワードを変更。
中に入った最初の画面。画像のやや上側の部分に「メッシュWifi無効」とあるが、初期設定ではここは「有効」になっている。これについては次で。Wifiの基本設定へ。
初めてこの画面を見たとき、メッシュってWifiルーターとかを複数設置した時に、子機を使いながら移動しても通信が途切れなくなる機能だよね、と思った。つまり、Wifiルーター1台体制の自分の家では不要だと。だから「Off」にしてしまったのだ。
先の装置情報のページから「Wifi詳細設定(2.4GHz)」へ。このルーターでも、2.4GHzと5GHzそれぞれにプライマリとセカンダリがある。SSIDを変える変えないは人それぞれだと思うが、(変えても基本的に公開にしている人がほとんどだと思う。自分は隠ぺいモード(ESS-ID)にしたいのだが、そうするとガラホがアクセスできなくなるのでそのまま)
ここ、暗号キーはちゃんと変えるべき。2.4GHzと5GHz2つづつ、4か所。
ところで、このようなパスワードを設定する際、どのようにしているだろう。私はパスワード管理に長年このID Managerを使用しているのだが、ツールにパスワードの自動生成がある。これでパスワードを作成、設定してID Manager自体に記録しておけば便利だ。パスワードとして使えない記号が含まれていた時はパスワード作成を繰り返すか、自分で使える記号や文字に入れ替えるか。※ID Managerはコチラ(窓の杜へのリンク。アフィリエイトじゃないよ)。窓の杜さん、ありがたいことに各ソフトのページなどへのリンクはフリーらしい。
先の基本設定画面の下の方だが、設定したSSIDや暗号キーについてはここのWifi接続用情報の確認から、
このような一覧で確認したり、QRコードとして読み取ったりできる。私が使っているものでWPSで簡単に接続できるものは少ないので、ほとんどはこれを見ながらひとつづつ設定して、今まで通りWifiが使用可能になった。普通はここまでなのだが、私の場合・・・、
先の基本設定画面の下のほうにある「見えて安心ネット」に進むとこういう画面に出くわす。導入していないと何となく不安なMACアドレスフィルタリング。設定画面をあちこち移動しても見当たらず、セキュリティとしてあてにならないとして、とうとう削除されたかと思ったが、ネットで検索してみると最近はこういう形になっているらしい。見やすいし、わかりやすい。
最初は全部未登録状態なので、接続している機器のMACアドレスを確認してそれぞれ登録。濃い緑は現在接続中、薄いのは現在は接続していないが、以前は接続があったもの。薄い緑で未登録のものはたぶんデスクトップパソコンのマザーボードのWifi機能とかからだと思うが、基本的に有線接続なので登録していない。下のほうの画面で登録してある子機のみの接続を許可にすれば、MACアドレスフィルタリングが作動する。職場に新しいパソコンなどを持ち込もうとした際、ネットワークへの接続するためMACアドレスなどの機器情報を紙に書いて提出した経験のある人もいると思う。ただ、最近ではMACアドレスは偽造だか偽装だかできるらしく、あてにならないようなことをネット上で目にするのだ。まあそうなのだろうが、偶発でのネットワーク侵入は防げるよね、ということもあって使用し続けている。
※もし、MACアドレスフィルタリングを導入したいと思ったら、有線接続のパソコンから行うことを勧める。何故って、Wifi接続での設定だと、設定で使用している子機のMACアドレスを間違って入力した場合、フィルタリングを開始した時点で、その子機がルーターにアクセスできなくなる。ほかの子機から設定画面にたどり着けない場合、パスワード変更などを行ったルーターを初期化して最初からやり直し、ということになるのだ。パスワードや暗号キーを同じにするのなら、ルーターのパスワードなどの設定のみで済むが。こういったことでのトラブルも多いだろうから、ルーターや中継器のスタートガイドみたいなのにはMACアドレスフィルタリングについてはあまり触れられていないのだと思う。
で、メッシュ機能の話だが、5GHzで使用している子機が家の中どこでも接続できれば問題ない。だが、2.4GHzだったら接続できる、というところがある場合、メッシュをOnにしていれば、自動で2.4GHzに切れ変わる。メッシュがOffだと手動で接続するSSIDを変更しなければならない。メッシュをOffにする際、5GHzと2.4GHzのSSIDがどうとかいう警告が出たのをあまり気にしなかったのがいけないのだが、どうしても5GHzでの接続を維持したいときもあるのではないかと思うので、しばらくこのままのつもりだ。
こんな感じだったかな。結構というか、かなり長くなったね。3Dモデリングや造形のネタというか、アイデアみたいなのがなかったので、最近行ったWifiの設定を説明してみた。ネットワークに詳しくない私でもこれくらいはやっているので、MACアドレスフィルタリングは導入しなくても、暗号キーの変更ぐらいはやっておいたほうがいいと思う。
ルーターそのものの機能とかの紹介や説明とかはしていないので興味があればどうぞ。今年1月に発売になったみたいで、ネット上にレビューもいくつか上がっていた。なんでこれを選んだかと言ったら、先代が安定して長く使えたからというのもあるが、家の中に最近スマートスイッチやお掃除ロボットを導入したので2.4GHzで接続している機器が結構ある。だから、それなりに高性能そうなのを、というところかな。6GHzは対応している子機もまだあまりないだろうから時期尚早と思った。(こっち画像はアフィリエイト)