3Dプリンター:プリントヘッドの交換(交換編)
では分解編からの続きを。※ノズル(先端の金色部分)を交換するだけならコチラも見られた方ががいいと思います。
ノズルの取り外し
前述したように正確にはエクストルーダーなどと呼ばれる部分ではないかと思うのだが、ユニットからケーブルも外して取り外し、ノズルだけでも交換しようと思って…、外れないのよ、これ。Kobraに付属のスパナは挟む部分をノズルがなめてしまって、使い物にならなくなった。で、前に外した時と同じようにボックスレンチ(6mm)とラジオペンチで…、堅い。というかラジオペンチじゃちゃんと挟めないんだよね。たまたまあった17mmのスパナでどうにか。今回はノズル自体に結構汚れが付着していたのでボックスレンチもはめるのに力が必要だった。(道具のサイズはあくまでも参考までにお願いします。よく見間違ったりするんで。)
真ん中の白いチューブはノズルの反対側に刺さっているフィラメントのサポートみたいなやつ。ノズルもエクストルーダー内もかなり汚れている。まだ使い始めてから半年くらいなんじゃないかと。フィラメントの種類とかが関係するのかな。最近、PLAよりTPUを使う頻度が多かったりとか。
こっちは前回の交換の時に取り外したエクストルーダーとノズル。ノズルは完全に塞がっているけど、エクストルーダーの中はこっちがましだよね。
エクストルーダーというかプリントヘッド自体を新品に変えようかと思ったんだが、前回取り外したものが使えそうだったので、Kobraに付属していた交換用のノズルとサポート(?)を使ってみた。
組み立て
プリントヘッドだかエクストルーダーだかをユニットに差し込んで、ネジ2本で固定し、ケーブルを接続。冷却ファンを取りつけ。
ケーブルの差し込み方はこんな感じ。
センサーを取り付けるところの溝に忘れずにスプリングを入れておく。
上側からネジで締め付けてセンサーを固定するのだが、締め過ぎに注意。センサーの位置が上に行き過ぎると、Z軸調整をするときどころか、ホームポジションに移動させただけで、ベッドにノズルが衝突する。逆に下過ぎるとZ軸調整が面倒になるが、センサーの位置調整はいつでもネジを回してできる。
あとはカバーを付けて、フレームに取り付けてといったところだが、分解編を参考にしてほしい。とりあえずプリントヘッドの交換終了。フィラメントは外してしまってあるし、作りたいものも今はなんか思いつかないし、動作テストはまた今度だね。
3Dプリンターのメンテナンスの仕方って余り見かけないんだよね。プリントヘッドの交換部品にも交換の仕方なんて入っていないし。今回、分解・交換したやり方もどこかで見かけたりしたわけではなく、我流。自分は以前からパソコンの自作とかやっているからトラブルに対応できているのかなと思っている。