まな板スタンドスペーサー(モデリング・プリント)・・・失敗。

まな板スタンドに木のまな板と、樹脂製のまな板が一枚ずつ。何が問題かって?

木のまな板って、使ったらすぐ洗って、水気を取って、風通しの良いところに置いて乾燥させないとカビが生える。このまな板はちゃんと立てかけておいたにもかかわらず、端のほうが黒くなってしまってきて、原因を考えたら下が狭いのだ。ここの部分はどう考えても通風性が良いとは思えない。

要するにこいつをどうにかすれば…、ということでスペーサーを作ってみることにした。

モデリング開始。最初に表示されるキューブのサイズを一辺が3cmになるようにパラメーターを変更。

Editモードで上部の幅を狭く。

ループカットでY、Z軸方向を10等分。X軸方向を6等分(カットの回数は5回だからパラメーターは5になっている)。

ModifierのSubdivision surfaceを追加。(パラメーターの変更なし。Subdivision surfaceは前も使ったのでわかりにくかったらそちらを見てほしい。)

Objectモードに移動。作ったブロックを移動させ、シリンダーを追加。(Shift+Aで画面のようなメニューが出てくる。Blenderはショートカットキーを覚えると便利)

え? じゃない。手前にある先に作ったオブジェクトは一辺が3cm程度、新規で追加したオブジェクトはデフォルト値が半径1m、深さ2mだったりする。要するに追加したシリンダーの中いるような感じになる。

まな板スタンドのステンレスはちゃんとノギスで測って2.4mm。なのでシリンダーの形状を半径1.25mmに。長さは4cmもあれば十分か。以前のモデリング編を見たことのある人は、何をするつもりか察しが付くだろう。

シリンダーというか棒切れだが、を回転させ、Z軸上方へ移動。

あれ? ブロックの上に食い込んでいない。シリンダーの厚みを考えてなかったっけ。Subdivisionで少し縮んだりするんだろうか。(何度か書いていますがモデリングも3Dプリンター使用も初心者です。)

位置を調整して、Bool Toolを使用したが、ブロックのてっぺんが繋がったままになっているし、ちょっとアンバランスというか…。(Bool Toolについては以前の記事をご参照ください。)

CTRL+ZでBool Tool使用前の段階に戻り、ブロックのサイズを3cm->1.6cmに縮小。

LocationのZ軸位置を色々変えて、シリンダーがブロックの上に少しはみ出すように調整。

こんな感じ。

ブロックをZ軸上方向に8mm移動させて底面を0位置にして、Duplicate。

さらに二つ追加で、計4個。

Duplicateはオブジェクトを右クリックしてDuplicateを選択。

そのままの状態で動かしたい方向(X、Y、Z)を押せばそっちの軸方向だけに移動できるんだったね。最近、同じオブジェクトを複数作るようなプリントをしていなかったんで、パラメーターを手入力し終わってから思い出したよ。

STL形式でエクスポートしてCuraで読み込み。パラメータの中で重要な項目の一つ、Infillの項目。充填率ということになると思うが、今回のようなブロック形状のものを作るとき、ここが100%なら完全に内部を埋める。ここにあるように12%とかだと結構スカスカで作ることになる。下の「Grid」とあるのは格子状の意味。

と、ここまで書いたところで出来てしまったんだが、結論的に、失敗。ステンレスのフレーム部分を差し込む溝が狭すぎる。今測りなおしたら、測定ミスだったのだが、それにしても直径2.5mmはなさそうだ。収縮の影響? それに右上のブロック。黒い部分があるよね。前に使ってたフィラメントの残りがまだ出てくるかな。

追記:後日、プリントヘッドの分解・交換をしたときに見られた内部の汚れだろうと思います。

Curaの設定で、Infillの項目について書いていたので、これまで載せてみる。要するにこういうこと。

まあ、明日になるかわからないが、最初から作り直してみよう。

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