まな板スタンドスペーサー(Re-try編)
最初からやり直すとか、明日になるかなどと書いておきながら…。結局、Blenderの保存データをダブルクリックしてしまった。で、試行錯誤しながら、結局やったことが、出来上がっていたオブジェクトをX軸方向を1.6cm->2cmに拡張。くりぬき棒のサイズを直径2.5mm->4mmに増大。Bool Tool適用前のデータを保存しておいたほうが良かったのだが、今回は穴を広げる操作なので、画像のようにもともと空いている穴がX軸方向のみの拡大で歪んでしまっても問題ない。
Bool Toolを使ってからの作業内容は数時間前と同じなので省略。スライスしてこんな感じ。(細かいことは前の記事、・・・失敗を参照してほしい。)
前の記事の写真では見づらいように感じたので、再度。3Dプリントの内部構造。
で、出来たと。
それなりにちゃんと挟まって、持ち上げても落ちない。
これくらい浮いていればいいかな。
印刷中に前回、今回と使っているフィラメントのことを調べたら印刷スピードが速すぎたせいで、収縮の影響が強く出たんじゃないか、ということになった。このフィラメントの印刷推奨スピードは15~30mm/s。自分はあまり気にしていなくて、印刷スピードは上げると3Dプリンターが壊れるぐらいにしか意識していなかったが、TPUのような弾性のあるフィラメントについては日ごろの設定の50mm/sでは速すぎて、フィラメントを引き延ばしたような感じでプリントしていくことになるんだろうね。今まで、あまりこういう失敗をしてなかったんで、いい勉強になったよ。つまり、最終的に完成したまな板スタンドスペーサーもモデリングで作ったものよりも縮んでて、そのせいで偶然、うまくできたということ。逆に適正な印刷スピードに落としたら、ゆるゆるだったりしただろう。前の記事の失敗作の方で、黒い異物があるようなことも書いているが、製品自体の評判も悪くないし、このフィラメント以外の要因の可能性が高いと思っているのでアフィリエイトを張り付けておくよ。製品ページやレビューにいろいろ印刷スピードのこととか書いてある。(別に下の製品の写真をクリックするように誘導しているつもりはないが、良ければどうぞ。)
追記:翌日、印刷スピードで収縮がひどかったりするのか検証してみました。興味があればコチラ。