西洋占星術の勉強

西洋占星術的なことを書いてみようかな。(占星術なのか占星学なのか。ここではあまり考えない。占いというと胡散臭く思う人もいるだろうが、統計学的な面もある。とりあえず、今日は占星術で続ける。)占いには若いころから興味があって、西洋占星術もホロスコープやチャートが読めるようになりたいと思い、何度か勉強しようとしているんだが続かない。最初にしないといけないのは牡羊座・牡牛座といった12宮(サイン)、月・火星などの10天体と12のハウスのこと。ハウス(「室」と書かれたりもする)はあまり聞かないと思うが、東の太陽が昇ってくる点を起点として、黄道を12のブロックにに分けたもの(ルル・ラブア著「占星学」より)。それぞれの意味を覚えたうえでサインと天体、サインとハウス、ハウスと天体などの組み合わせの示すことを覚えて、さらに天体同士のなす角度(アスペクト)がどうとか続く。

で、まともに人のことを占おう(ここでは本来の性格とか、現在どういう状況かとか)とすると、一番内側に生まれたとき(日付だけでなく正確な時間まで)のネイタルチャート、その外にその人の年齢の日数分(30才なら30日)ネイタルチャートを進めたプログレスチャート、さらにその外側にそして現在、または占いたい時点でのトランジットチャートを配置した三重円といわれるものを用いて判断していくことになる(プログレスはいろいろ作り方があるらしい。ここでは一日一年法。)。結構、大変なのだ。

もし、自分のネイタルチャートを見たことがない様だったら、作って見てみたらどうだろう。いろいろなサイトで無料で作成できる。例えばAstrodienst (Astro.com)。太陽星座は誰でもわかっているだろうが、月星座やアセンダントから自分の性格や性質を調べたり、天体同士のアスペクトを見てみると何となく自分ってだからこうなんだと感じたりもする思うよ。特に30歳以上の人とかにおすすめかな。土星の公転周期は約29年。大体30歳くらいの時に土星が出生時の時の位置に戻ってくる。いわゆるサターン・リターンなのだが、ある意味、人生の節目みたいなところなんじゃないかと思う。大の大人になってから占いなんてなどと思わず、是非。

勉強しようと思って、何冊か書籍は持っているが、「しあわせ占星術」がとっつきやすいんじゃないかな。自分が持っているのはちょっと古めの改訂版だけど。(などと書きながら、これすらもちゃんと最後まで行っていない。)本文中で引用した「占星学」は最初に読むにはちょっと堅いかもね。自分は辞書的な使い方をしている。もっと厚かったり、詳しかったりするものもたくさんあるが、自分のおすすめはこの2冊。いろいろみていると、書いてあることや占い師さんのブログとかでもだけど、他とちょっと違っていることを述べているように感じたり、時代やその人によって解釈も異なったりするんだろうね。

もともとは最近、水瓶座からうお座に移動した土星について書くつもりだったんだが、西洋占星術の基礎的なことを書いていたら長くなったので、分割。土星のことはまたあとで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA