オリヅルランの子株サポートの製作

オリヅルランの子株

オリヅルランの子株といっても以前できたものの一つ。ランナーにつけっぱなしにしていたのだが、親株が枯れだしたので別株として育てることにした。いつもは根が生えてくるまで水を入れたショットグラスに刺して育てるのだが、数株育てるとなると、水替えが面倒なのだ。できれば平皿でまとめて育てたい。この子株を建てたままにできるサポートを作ってみようと思い立った。

モデリング

とりあえず円を作成

半径1cmの円を作成。

Edit modeで「F」キーを押して面を閉じ、インセット。厚さは1mmに指定。

内側の面を消去。

残った輪っかに厚みを持たせる。

輪っかを構成している小さな台形の一つを面選択し、上方向に伸ばす。

伸ばした先端を外側に移動。

脚を4本にして完成。STLでエクスポート。

スライスとプリント

スライス

太さ1~2mmほどのフレームみたいな構造なので、使用するフィラメントの量も少ないし、時間もかからないようだ。

プリント中
一応、完成

糸引きがひどいもだが、脚の先端付近になるとプリント中、脚がぐらついていた。1~2mmぐらいの太さだと2cmぐらいまでが安全。

このサポート、実は二つ目。一つ目は余計な糸などを切り取ろうとしていたら、脚が取れてしまった。この太さだと強度が実用的でない。子株も出来て間のないころなら使えないことはなかったのだろうが、結構、成長してしまっていてサポート自体が小さすぎる。脚の先端には外方向への力が加わりやすいと思うが、輪っかの部分と脚との接合部が簡単に折れるだろう。サイズを大きく、脚なども太くすれば使えないこともないかな。こういう形状もプリントできることがわかって良かった。

ノズルが純正品でないことも無関係ではないかもしれないが、糸引きはフィラメントの品質の影響だろうか。そう考えると、このサポートはフィラメントの品質チェックにはちょうどいいオブジェなのかもしれない。

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