マスクボックスの作成…とりあえずモデリングだけ
先日通販で購入したマスク。大容量はありがたいのだが、いかんせん箱がデカいのである。新型コロナ対策でマスクを日常的に使用するようになって何年にもなる。が、今頃になってマスクを小出しにするためのケースを作る気になった。
箱、マスクを入れる容器側のモデリング。
最初は20cm×11cm×10cm(それぞれ横、縦、高さ)の直方体を作って中央部分を下にへこませる方法を試したのだが、箱の前面だけ少し低くしたりがうまくいかない。そこで、逆に先に底面を作って周囲を上に引っ張り上げるような形で作成することにした。
インセットで周囲に2mmの厚みを持たせる。Thicknessが0.02m (=2cm)になっているが、0.002にすると明らかに薄すぎるのだ。バグか何かだろうか。
先に両サイドと奥の方を選んで上方向に98mm伸ばす。次に前の方を上に96mm伸ばす。
サブディビジョンをかけるために、全部2mm幅にループカット、底面は厚みのある方向に4分割する。
蓋を付けられるようにしよう。
箱の両サイドに箱を取り付けるための穴をあける。そのためのダボ、といっていいのか円柱を作成。直径4mm程度でいいだろう(画像は半径表示)。
位置決めは結構適当だが、左右で場所が違うとよくない。穴は2か所開けるので、円柱は2個必要だ。
Bool Tool->Differenceで穴を2か所開ければ、マスクを入れる箱は完成である。
蓋の作成
蓋の方は当然下の容器より少し小さいが、縦方向が短すぎると中に入り込んでしまう。あまり適当ではよくない。
先ほどの穴開けの時と同じ円柱を2個作成。
3mmほどはみ出るような形に配置。これで完成だ。突き出たダボの部分にオーバーハングがあるが、この程度なら大丈夫だろう。結構、適当に作ったから、大きさに多少不安がある。
蓋のプリントを開始したが…
毎度ながら、このサイズのものをプリントできるのはありがたい。結構時間もかかりそうだ。
梅雨や夏の湿度の高いときはKobraの右側にあるようなフィラメントドライヤーを使用している。フィラメントを外に出しておく時間が長いときは、湿気を少しでも吸わさないように気を付けたい。
90%ほどプリントしたところで、端が浮いていることに気づいた。2mmは厚すぎるか? 面積は広すぎだとは思うが。 プリントベッドに接している箱の底面や蓋の上面は1mmでもプリントはできそうだが、上の方に伸ばしていく側面や前後の面は1mm程度の厚さだと多分、グニャグニャになってしまう。底面と上面だけ厚さ1mmでモデリングし直してもいいが、いったん中止だね。